いよいよ今日で追っかけ最後の日。
アムトラックでワシントンDCに向け出発。やはり電車に揺られると眠くなるのね。 DCはさすが首都だけあって駅がきれいでとにかく広くて天井が高い! 街もきれいで、フィラデルフィアの賑やかさとはうってかわりかなり高級感が漂ってます。 都市によってこんなにも違うのだね。 ホテルにチェックイン後、スタバのテラスにて軽く食事。静かだしきれいだし落ち着く。 周辺を散策していったんホテルへん戻る。 お気づきの方もいらっしゃると思いますが、私たち一切観光はやってません。せっかくアメリカ行ってるのにもったいない?いーえ。私たちの目的はそんなことじゃございませんもの。オホホホー。 ホテルにて休息のあと、最終目的地、9:30 Clubに出かける。 マップによると歩いて行けそうな距離だったので歩いて行くことに。 miuさんが立ち読みした地球の歩き方には9:30 Clubの周辺は治安が悪い、と書いてあったそうで、歩いてるうちヤバそうになったらすぐタクシーに乗ろう!と決めて出かける。 すてきハウスが建ち並ぶ閑静な住宅街を抜けて大きな通りに出ると、極端に通行人の数が減る。 元々人が少ない街なのに。 そのまま歩くこと20分、たしかに景色は変わって来たなあ。 とにかく人通りが異様に少ないので、こりゃ帰りはさすがにタクシーでないとちょっとこわいわと思った。 目的の9:30 Clubは遠目でもすぐに分かった。だってすでに長蛇の列なんだもん! オーマイガっ!NYやフィリーと同じように考えてた。しかしここはかのDCハードコアの聖地。気合の入ったファンが多かったのだよ。NYやフィリーには皆無だったロックなお客さんでいっぱい。リゾート着のオッさんなんて一人もいません。そして黒率高い。やるなあDC。 おっとあの東洋の3姉妹もしっかり私たちよりずっと前に並んでる。今日は最前無理だなこ りゃ。しょぼん。 開場になって、足早に中に入るとあー、やっぱり最前埋まっちゃってる。でもなんとか2列目に行けたのでまあよしとする。私たちの前はちょうど背の低い女の子二人で楽々ステージが見渡せた。 この日は3組出るにも関わらず、9時スタートで全体的に巻き気味だった。 関係者バルコニーにニック発見。 半袖半ズボンという「小学生」な出で立ちで誰かとおしゃべりしている。 盗撮を試みたけど、遠くて暗いので諦めました。 そうこうしているうち、Dead Comboのヌッティが一人でステージに現れた。 けど、演奏を始める気配はなく(他の二人はまだ出て来てない)なにやら上機嫌でお酒をのんだりフクロウの置物を自慢したりパイナップルを包みから取り出したり。 「エッヘッヘッヘー」ってエッヘッヘッヘーちゃうで、おっさん。ただの酔っぱらいやんか。 10分ほどヌッティの漫談が続いたところで残る二人がステージに。 ここでやっと演奏が始まる。でもヌッティ、酔ってる割にはしっかり歌えてるし弾けているの、へんなやつ。 Cobbsは良くも悪くも、何もないっちゃあ何もなかった。 Cobbsのライヴ中に肩を叩かれ振り返ったら「あなた達、昨日も見かけたわ〜」って黒髪のおネーサンと細身のおニーサン。そして何か書いたボードをmiuさんに手渡してる。 「それ掲げて」って。書いてる内容はとてもはしたないことですよ。 一応掲げてみるmiuさん、やっぱり恥ずかしいのんか1回でやめちゃった。 あ、思い出した、あのおネーサンは昨日Dead Comboのマーチャン売ってた子だ。 おニーサンも確かその近くにいたな。 さて本題 encore Love Burns Six Barrel Shotgun White Palms Spread Your Love Heart + Soul 遂に最後のライヴとなりました。客層もいいし、きっと盛上がるぜーい! とわくわくしながら待つこと20分ぐらい? スモークの中3人登場。ニックはさっきの半袖半ズボン、ロブはNYと同じジャケットとパーカーの重ね着、ピートは革ジャンを来て出て来たんだけど、ギター持つ前にいきなり脱いじゃう。 そして私たちは絶句した。 またあのTシャツ。 絶句した後に爆笑。 2日連続で汗でびとびとになったやつをまた着てるんだよ!!! 一体どうゆう神経なのか?ピートの辞書に「着替え」という文字はないのか? それはさておき、そんな感じで始まったライヴですが、始まって早々、ピートのアンプの調子がおかしくなっちゃって、音が出なくなっちゃった。 ピート、ギターテクの人を怒鳴るんではなく、多分ものすごい怖い感じで静かに何か言ってるっぽい。あの白目でにらまれたらすごく怖いよ。チューニングも「お前にはまかせられん」とでも言わんばかりに自分でやってる。 曲の間に何度もアンプに耳を付けて音を確認してる。それでもまだ調子が戻ってないのかピート、どんどん機嫌が悪くなる。 Ain't No Easy Wayで使ったハープを床にバンっと投げ捨てたし。ひーーーっ、怖いよ。 そんな中やっと聴けたKillig The Lightは私はかえってかっちょいい、と思ったのですが。 ちょっと切れ気味のコーラス、と最後の本気のスクリーム。思わずペットボトルを握りしめてベコベコにしてしまった。 US Govermentなどという、珍しい曲もやりつつ、でもやっぱりピートはヘソを曲げたまんまな感じ。 そしてAmerican Xで世にも恐ろしい光景を観てしまいました。 ピート、まったく動かず。 指だけは動いてるんだけどもう心ここにあらず状態で、めっちゃ怖! ロブはこれはオレががんばらにゃいかん!と奮起したのか、この日のAmerican Xのソロは一番気合いが入っていて良かった。 アコースティックセットに移る時に、ロブがピートの胸を「まあまあ」という風に叩いてなだめてくれた。 そこから徐々に落ち着きを取り戻していったように思えた。 DcはMercyでなくPromiseをやったのだ! 私がしつこいほど聴きたい聴きたいって言ってた曲。 でもロブったらそんなに演歌風に歌うことないじゃない…、なぜそんなにタメながら歌うのか。まーいーや。聴けたし、良い曲だし、歌詞もストレートで好き。 毎度All You Do Is Talkで本編を終えたところでみんなステージから降りる。 そしたらなんと、客電が点くではないか。アンプの電源も落としちゃったよ。 まさかもう終わりとか言わないよねええ。やっぱりこれ以上できないのかしら。 と半泣き状態で待っていたら、みんな戻って来てくれた!よかったよー! そしたらさっきのマーチャン売りのおネーサンがカメラを持って出て来て、なんだ?と振り返ったらまたまたCobbsネタのボード(サイズもでかい)をお客さんに持たせて写真取り出しちゃった。これを見たメンバーは大ウケで、ピートにも笑顔が戻った! はーっ、良かった! このあとのリクエスト大会は調子を取り戻したピートと、ロブ、ニックがやっと三身一体となり、素晴らしいものになったよー。 Love Burnsのあのじりじりと低温で焼け付く感じ。たまらん。 White Palmsやったもんね。 最後はもちろんHeart+Soul。 くーー、良かった。トラブルを乗り越えて、良い形で終われたこの日のライヴが一番印象に残ってる。やっぱりバンドとは生物なんですね。こういう状態のブラックレベルも経験できて良かったかな。途中で帰られてたらまた話は別ですけどね。 まだ続く。
by amomentlostingain
| 2007-06-13 01:54
| BRMC
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